本日は小説風でいきます。
作:吉山
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田澤は急いでいた。
「ねぇねぇ、知ってた?
天気予報のヤン坊マー坊が放送終了らしいよ、
55年間もやってたんだって。32年間のいいともよりスゴイね。」
深井と三村が民放の話題で盛り上がっていた。
昼食をとりに会社の近くの店に出ていたが、
丸々社が田澤の携帯に電話をかけてきたのだ。
「すいません、袋が違っていたんです。
ふくさ…。袱紗じゃなくて巾着だったみたいで
先方の勘違いだったみたいなんですけど、なんとかなりますか?」
内容は午後に予定していたアッセンブリ作業の部材の話だった。
打ち合わせでは袱紗と扇子をセットして指定の袋に封入するという
ノベルティのアッセンブリ作業だった。
丸々社は八丁堀から二駅、今から正しい方の部材を持ってくるというのだ。
「どうしよう、午後イチに作業スタート予定で準備も終わってたのに。
今から準備し直しだったら、三角社とシカク堂の作業も詰まってるから…。」
「いいですよ、私の三角社の帳合は明日の午後引取りだから人配を変えてもらっても」
深井と三村も交えてランチスペースが打ち合わせモードになる。
「すぐにお客様来社だってことだし、私少し先に戻るね。」
店を出ると午前中に降り続いていた小雨がやんでいた。
丸々社の案件はもともと納期の無いスケジュール。
扇子への印刷がずれ込んで1日遅れの入荷を昨日したばかりだった。
「今週末には配布に使用するって言ってたし、うちで出来る限りの
最短納期を確定させて伝えよう。」
足元の水たまりを避けながら、
田澤は春のやわらかな風の中を小走りで会社の方向へ戻って行った。
~ 続く ~
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※本日のブログはフィクションです。
名称などは全て架空のものであり、
関連会社や状況等は事実とは一切関係ございません。
※ちなみに「続く」は、続きませんのであしからずご了承ください。
※でも、弊社ではいつもお客様の事を想い、
お客様の「 困った \(◎o◎)/!」に
最善の努力と効率的作業をもって対応させて頂いております。
では、いつもの調子で(^^)
昨日の深井さんブログ掲載の
大きな箱の中身はこちら!
藤光さんとポップ作成の部材でした~~
詳細は載せられませんが、
ポップの作成の手作業部分のお手伝いもしております!
本日の雨はあがって明日は晴れ!
年度末はあと少し!頑張りましょ~~\(^○^)/!